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2021/08/13 15:01
いつもご拝読いただき、誠にありがとうございます。
今回は、「ズイオーガニックの創始者 Rose Beeseyは、本当に”色の魔術師”だった!」です。
◆Rose Beeseyという名前。
2008年 ズイオーガニック ローズ女史に初めて会うことができました。Roseさんが、Rose(バラの花)でカラーコスメを作っている!!なんだか冗談みたいですよね、でも、ホントなんです。まさにバラのフローラルコスメを創るために生まれてきたようです…。
※ゴールドコースト近郊のズイオーガニックアトリエにて ”色の魔術師”Rose Beeseyと。
◆自然成分でカラーをつくるのは難しい。
オーガニックコスメではスキンケア、ボディケア、ヘアケアブランドに比べ、カラーコスメのブランドがとても少ないことに気づきます。どうしてでしょうか。
1.自然成分での色をつくるのはとても難しい。
2.カラーコスメでは発色がとても重要である。
3.ミネラルメイクの色をつくりは、複数のミネラル(鉱物)原料のミックスしてつくりますが、ズイオーガニックは、フローラル(植物)原料がベース。色つくりはさらに難しくなる。
4.カラーコスメでは、印象に合わせた「色」がとても重要になります。いくら色つくりが難しくても、カラーバリエーションがなければ、メイクブランドとしては魅力的ではありません。
5.カラーバリエーションだけでなく、艶感、マット感、ラメ感なども重要。
Rose女史はズイオーガニックの準備に8年かけたと話します。きっと色つくりのメソッドにも相当な時間がかかったと推測します。
◆色の魔術師が考えたカラーメソッド
Rose女史が考えたのは、それまでのケミカルメイクやミネラルメイクではなく、”オーガニックフローラルでつくるカラーコスメ”というまったく新しいジャンル。Roseは続けます。安心で環境に配慮したオーガニック品質であること重要な要素だけど、カラーバリエーションや発色、ラメ感やマット感、艶感など、カラーメイクに期待されることにも妥協はしたくない。私が目指しているのは”オーガニックであり、フローラルであり、MACのような魅力のあるメイクブランド”だと。
とんでもない理想の目標です。それでも、知る限りあなた(Rose)にしかできないことですね。
※カラーメソッドについて語るRose Beesey女史
※ファンデーション、アイシャドウに使われる バラ ジャスミン カモミールの花を乾燥したフラワーパウダー
※F5クリーム F6アイボリーは日本向けにつくられたカラーです。(F1マカダミア F7カシューは日本未発売です。)
◆リップスティックはなんと18色、アイシャドウは30色!
◆海外は自然と調和、ローカルなものを大切にする文化や歴史が長い。
海外では宗教的、倫理的にもオーガニックが理解されやすい、歴史や文化があるように思います。インドのアーユルヴェーダ、欧州のアロマテラピー、ホメオパシー、米国ではハーブメソッドなどなど。自然との調和は身近に感じます。
また、決して効率を優先しない、そんなオーガニックコスメが大好きです。また、オーガニック業界に携わる”人”たちも大好きです。”オーガニック”って音楽みたいかも、世界共通で共感できる素晴らしい価値観。