いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は自然化粧品業界にいて、今までの常識が覆ったことについてです。

もともと化粧品についてはまったくの無知だった私ですが、28年で自然化粧品を通じて今までの常識が覆ったことを少しづつ書いていきたいと思います。

◆今回はスキンケアでもっとも重要だといわれる「クレンジング」についてです。

クレンジングのコマーシャル、セールストークには「しっかり落ちる！」「簡単に落とせる　時短！」などの言葉が並びます。

さらに、しっかり落としましょう！　落とした後はしっかり保湿してください。乾燥はお肌の敵です。のように続いていることが多いように思います。

ある皮膚の専門家のクレンジング法についての記事には、

　メイクはなるべく石鹸で落としましょう。石鹸で落とす場合も、指と肌がくっつかないように間の泡でマッサージするくらいが肌ダメージを防げます。

　（擦らずにメイクを落とすなんて…洗顔テクニック難しすぎます！。）

海外の自然化粧品メーカーでは、

　落としすぎないように。落としすぎは肌を傷めます。メイク汚れが多少残っていても気にしないでよいです。

（なんてこと言われ、私は日本人が真面目だからしっかり落とす、それに比べ、海外の人はテキトーだからなーくらい思っていたんです。）

◆なぜクレンジングがいい加減でいいのでしょう？

肌について、おさらいしておきましょう。すでにご存じの方もたくさんいらっしゃると思われますが、皮膚の表面には、皮膚に病原菌が繁殖しないように守ってくれている微生物が住んでいます。この微生物たちは、「常在菌」「善玉菌」とか、最近では「肌フローラ」なんて言われているようですね。実はいい加減なクレンジングを推奨しているのではなく、「洗いすぎ、落としすぎ」による肌ダメージを警鐘しているのです。

また、皮膚は「人体最大の臓器」と言われており、

1.体外からの保護　

2.体内からの分泌　

3.体温調節　

4.脂肪を蓄える

5.汗腺から老廃物の排泄

6.知覚（痛覚　温覚　冷覚　かゆみ）　

などの役割がある、非常に重要な器官なんです。

クレンジングのスタイルには、メーカーそれぞれのこだわりがあり、みなさまにもお気に入りのスタイルがあると思われます。

クレンジングは肌を傷める行為のひとつになります。こすったり、強い洗浄力をもつアイテムをつかったりすることで肌がダメージを受けてしまいます。肌が健康であれば、水分油分のバランスは保たれ、日常のターンオーバーが機能していれば肌の透明性、みずみずしさも保つことができるはずです。そのために”いい加減”が必要だったんですね。

最後にズイオーガニックをコマーシャルさせてください！！

ズイオーガニックは

●メイクを落とし忘れても植物由来のスキンケア成分なので安心。

　　「完全に落とし忘れて、朝を迎えても肌は潤っていた！」とご意見もいただきます。

●こすることなく落ちます。お湯でほとんど落ち、せっけんも指と肌の間の泡で落とすことができます。

　　　パウダー系のアイテムなら、先ほどの皮膚の専門家の推奨である指と肌を間の泡で落とすこともできるんです。

●ズイオーガニックはメイクにもかかわらず、主成分は植物原料でできています、しかもオーガニック認証アイテムになります。

・リップスティックをチークやアイシャドウに！

・アイシャドウをチークやハイライトに！

・ダイヤモンドスパークルブラッシュ（チークのをデコルテに！

（あとがき）

以前、あるオーガニックコスメメーカーのスイス本社でレクチャーを受けたとき、とても心に残るエピソードがあります。

インストラクター；

「オーガニックコスメは、使うスキンケアアイテムをどんどん減らすためのスキンケア。肌が健康になり、最終的にお客様が化粧品を必要としなくなることを目指しています。」

私；

「化粧品が売れなくなるじゃないですか？」

インストラクター；

「それがオーガニックコスメです。」

私；

「なんかわかんないけど、この人たちスゴイな。」

オーガニック業界では、それぞれのオーガニックメーカーが高いフィロソフィーをもち、独自のロジックで製品を開発している。

その礎には「肌がもつ機能を植物のチカラで正常に動かす　それがスキンケアである。」という信念が感じられるのです。

そんなわけで、私も28年この業界にいるわけです。

お読みいただき、ありがとうございます。